2011年1月2日日曜日

車の中で迎春か?

 雪道でトラックがスリップして立ち往生、後続車3百数十台も進めずに
雪に埋もれてしまった?福島県でこの状況解消に要した時間が26時間。
本当にそんなことがあったのかと疑ってしまう様なニュースがあった。
 その数日後の12月31日、大晦日の午後にまたしても同じような事件が
鳥取県で発生した。時は当に新年を迎えようとしている時に・・・
 確か紅白歌合戦の途中にもニュースの時間があったが、そんな報道は
なかった。報道されたのは夜が明けてからである。
もしかしたら、知っている人すら見知らぬふりをしていたのでは?・・・
 ただ、どちらのケースも先頭車両はトラックで雪が降っている状態では
トラックの2,3台後ろに付くと、なぜトラックがそこで止まっている
のかは判らないので、とにかく動き出すのを待とう、と言うのが一般の
心理状態だと思う。現に私も、雪降る夜道で経験したのは、大量の雪が
降ると前方が良く見えないため、前方車両のテールランプを頼りに走って
しまう。テールランプの動きが止まると皆止まるのである。
 いつしか車列の先頭を走ってしまった私は、それは、それは神経を
すり減らして走っていた。ヘッドライトに照らされながらフロントガラス
にぶつかって来る雪・・、照明の無い山道、カーブは目の前に来ないと
判断できない、・・・何度も肝をひやす。肩が凝るのがわかる。
疲れ果て、車を路肩まで寄せ徐行する。後続車が追い越してくれることを
期待しつつ・・・追い越してくれない。完全停止してみる。
 後続車も止まって様子を窺っているが決して追い越そうとはしない。
まるで重い影を引きずっている様だ。これが渋滞になるのである。
先頭の車両はいったい何をしているのだろう? 実は追い越されるのを
ずっと待っているのである。 
みんな車を降りて年越しそばを食べたかっただろうな~。

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