2010年12月24日金曜日

A pumpkinを忘れられなくて

 A pumpkinのことが気になってまた書いてみる。
子供のころ近所でブタを飼っている家があった。養豚業というほどのものでは
ないが、馬や牛は農耕用に飼っている家もあったし、ニワトリを飼っている家
もあった。ニワトリは、もちろんその卵を食用にするのが目的であった。
 農村だったので、それは決して珍しい光景ではなかった。
カボチャとどういう関係かというと、詳しい経緯は覚えていないのだが、ブタ
を飼っている家の子供を含む数人が集まり、A pumpkinをブタに食べさせて見よう
ということになった。
もちろん、A pumpkinは集まったうちの誰かの家の畑で獲れたものだ。
 ブタは雑食で何でも良く食べる。Carrotやキューリも丸ごと旨そうに食べる。
そこで、A pumpkinはどうだろう、ということで食べさせて見ようということだ。
 予想以上にうまそうに食べ始めた。
そして、少しすると、ダダダダダ・・・ という音が響いてきた。
すぐにその音は止んだ。が、数秒するとまた、ダダダダ・・・・と鳴る。
良く見ると、ブタがA pumpkinを食べているすぐ脇の板に何やら小石のようなもの
がぶつかっていて、それはブタの口から出ていた。
何だろう? と良く見ると、ブタはA pumpkinを食べながら、まさに食べながら
ムシャムシャしながら、その口の横からその小石のようなものを勢い良く吹き
出しているのであった。
 ああー、A pumpkinの種だ。でも、ムシャムシャするのと種をプププッ・・・
と吹き出すのを同時に行っているのであった。
この出来事は衝撃的に記憶している。
 翌年の夏休み、わたしはA watermelonを食べている時に、あのブタを思い出した。
庭に出てA watermelonの種を吹き出してみた。
しかし、ムシャムシャすることと、種を吹き出す行為は、同時には出来なかった。
しかも種を連発で吹き出すのは3連発程度までだったと思う。
ブタは凄い。

0 件のコメント:

コメントを投稿